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映画~戦火の馬

 映画~戦火の馬                  (監督:スティーブン・スピルバーグ)

 
この週末にみてきました。
久しぶりに、映画みた!って思える映画だったような気がします。
 
【公式サイトより】
第一次大戦前夜のイギリスの農村―― 貧しい農家にひきとられた一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、この家の少年アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として戦場の最前線に送られてしまう。死と隣り合わせの過酷な日々の始まりは、ジョーイの驚くべき旅の始まりであり、彼がやがてめぐりあう戦時下の人間たちの、切なくも美しいドラマの始まりだった・・・。
悲劇に打ちのめされながらも希望を信じて生きようとする人間たちの姿を描き出す、壮大なる感動作『戦火の馬』。戦火を生き抜くジョーイという一頭の美しい馬との出会いと別れを通して、彼らひとりひとりのドラマが鮮やかに浮かび上がる。
 
 
雄大な自然の風景は本当に素晴らしく
そして石造りの家が立ち並ぶ可愛らしい集落(イギリスのコッツウォルズかな?と思ったら、やはりそうでした)
など、映像的にも美しく、個人的に好きな感じのものでした。
 
 
またそういった風景とは対照的に、戦場の残酷な様子もえがかれています。
こういった戦争のでてくる映画では、
一方からの目線でストーリーが進んでいくことが多いですが、
この映画では、相手方の目線でも話が展開していきます。
シーンによりプチ主役が生まれ、人間らしい愛すべき性質もみることができます。
どのグループにも、いわゆる「いいヤツ」が登場するのです。
そしてそういう人が戦ったり、つらい目にあったり…。
 
 
しみじみと思ったのは
戦争なんて何一ついいことない」ということ。
わかっていたことですが、改めて思いましたね。
スピちゃんもそういうメッセージを込めているのではと思いました。
 
自然災害は、避けることはできないかもしれないけど、
戦争はかかわった人間次第で避けることができますしね。
 
 
最後は、じんわり感動。
味わい深い映画でした。