北九州~ボンタン飴のおじちゃん・衝撃の一言
何年も前(20代の頃なので相当前)
友人Hちゃんと北九州を旅行しました。
博多をスタートし、九州の熊本より北をぐるりと回る行程。
今回はそのとき出合った印象深いおじちゃんの話です
あれはどのあたりを旅行中の時だったかなぁ。
忘れてしまったけど
とにかく私たちは電車に乗って移動をしていました。
2名ずつ向かい合わせに座る、4名ボックスタイプの座席
私とHちゃんが横並びで座っていると
シニア世代の一人のおじさんが向かい側に腰をおろしました。
しばらくするとおじさんが私たちに一言。
「ぼんたん飴好きか~?」
ちょっとびっくりしつつも
せっかくなので「好き」とお返事
すると おじさんはカバンをごそごそ…
そこにはボンタン飴の箱がいっぱい入っていました( ゚Д゚)
(10箱はあったと思う)
そして 私たちに1箱ずつ くれました。
そのあとしばらく一緒に話をしたのですが、
おじさんはどちらかというと聞いてるだけで
常にボンタン飴をもぐもぐ食べていました。
(次から次へ…好きのレベルが桁違い)
しばらくして
ポツリとおじちゃんが私の足をみて一言。
「スポーツやってたんか?」
???
「なんで☺?」(私)
「太もも腫れてる」
・・・・・・・・・・ ( ̄Д ̄;)
そのときまだ若かった私は、わりと短いズボンをはいていたのでした
おじさんは全く悪気はないようで…
ホントウに思ったことをそのまま述べただけなので…
よけいにショック!
衝撃の一言は忘れることにし、再びおしゃべりを始めた私たち
ごきげんなおじさんは
次に停車する駅でおいしいお饅頭を売りに来ると教えてくれました。
それがきたら私たちに買ってあげようと。
(もしかして子どもと間違えられてない?)
しかし残念ながらその日は売り子さんが来ませんでした。
残念!
おじさんはものすごい無念そうで。
そして自身が降りる駅までそのお饅頭の美味しさが語られました。
降りるときおじさんは、「饅頭の代わり」といって
私たちに千円札を押し付けたんです。
もちろん断ったけど、押し問答の挙句、気がすまないみたいだったので頂戴しました。
そしておじさんは手をくるくる回しながら去っていきました。
おじちゃんありがとう!
太ももは腫れてなかったよ。元々太めなだけ( ;∀;)